男性不妊から自然妊娠、その後。。。 ヘロヘロの記録

男性側が書いた不妊治療の記録。今は、自然妊娠で出産した二人の子どもがいます。一度、ブログを閉鎖したのですが、復活しました。

311

去年の3月11日は、嫁さんと別居していた。

別居の理由は、
確か、嫁さんの体調不良。
実家で静養するとか、そんな理由だったような記憶がある。

その後、体調が復活しても、実家の方が楽との事で嫁さんは帰って来ず、
私は、アパートで一人暮らしをしていた。

地震があった時、
私は会社の免震の建物にいたのだが、ゆっくりと大きな揺れが長くあったのを覚えている。

会社では、一般従業員は避難するように指示があり、
皆ぞろぞろと、避難していた。

私はというと、職種が設備関係の為、
帰してもらうことは出来ず、重苦しい雰囲気の中、
3月11日当日は、23時か24時まで仕事をしていた。

途中嫁さんから
数週間ぶりにメールが届き。

男だらけの職場で
『別居中の嫁さんから、メールが届いたぞ!』
と言った所、和んだかどうかは別にして、
職場が笑いに包まれたのを覚えている。

電車が止まって帰る事が出来なくなった会社の後輩を、
『嫁さんと別居しているから、嫁さんの布団もあるし泊まれよ!』
と言って、会社から近い私の家に泊めた。
その時、別居していて良かったと思った小さな自分がいる。

そして、翌日(3/12(土))も仕事。

その翌日(3/13(日))、
こういう時こそ、平常心と思い、自転車で町のお菓子屋さんに買い物。
買い物の帰りに、義母から何度も電話。
内容は、「どこにいるのか?、何をしているのか?」
心配の電話というよりは、疑り深い感じの電話。。。

ホワイトデーのチョコを持って、嫁さんがいる嫁さんの実家を訪ねると、
嫁さんは家にはいるが出てこず、義母が面会。
義母に「余裕だね」との嫌みを言われ、退散。

嫁さんと義母がアパートに訪ねてきた。
私の状況が気になったというよりも、
荷物を取りに来たらしい。。。
そんな中、緊急事態なので会社に来るようにと上司から出勤要請の電話。
『こんな時、どこに行くの?』と会社に行くのを信じてもらえず、
会社まで嫁さんと義母がついてきた。

私の住んでいる所は、東北ほどでは無いが、
被害はそれなりにあって、電気は止まらなかったものの、水道は止まった。

そんな中、私の両親から、安否を心配する電話があった。
私の安否だけではなく、妻の安否も聞か、妻と電話を代わるように言われ、
別居中なので、困ったのを覚えている。

3/20(土) に
嫁さんから車にガソリンを満タンに入れて
嫁さんの実家に来るように電話があった。

3/21(日)
嫁さんの実家に車を持っていき、その時に、
もう限界、別れてくれと伝える。


あの時、別れていた方が良かったのか、
別れなかった方が良かったのか。。。




今、嫁さんの実家に住まわされているが、
今、地震が起きたら、
どうなるか?
そして、どうするのか?

地震の時の事を忘れず、
いざという時の対応が出来るようにならなきゃと思う。

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