男性不妊から自然妊娠、その後。。。 ヘロヘロの記録

男性側が書いた不妊治療の記録。今は、自然妊娠で出産した二人の子どもがいます。一度、ブログを閉鎖したのですが、復活しました。

同意書

今日、病院へ精液検査に行ってきた。

用意周到?!な嫁さんは、精液検査の結果が良くない事を想定してか、
同日にあわせて、産婦人科の予約も入れていた。

病院に着いて、嫁さんから
「今日の自身は?」と聞かれ、
私は、
「全くない」
と答えた。
いつも強気な発言をして、駄目なので、もうさすがに、自信が無くなっていた。

さて、
泌尿器科での精液検査の結果。


『測定不能』


機械の故障とかそういう事ではなく、
ほとんど、精子がいなくて、測定できなかったそうな。。。

先生も結果を伝えるのが、辛そうだった。
そして、今、飲んでいる薬のエーザイメチコバールの処方を一旦止めると伝えられた。
理由は、「薬を飲んでも良くならないので、薬を飲んでいる理由が無い」との事。

結果を一緒に聞いていた嫁さんは、
先生に、
「なんでなんでしょうね?
自転車を乗るのをやめたからですか?」

「こうやって、治療に来て、
治療を始める前よりも結果が悪くなる人っているのですか?」
と食い下がって質問をしていたが、
先生の答えは、
「良く分かってない事が多くて。。。
治療を始めて悪くなる人は、少数ですが、確かにいます」
というものでした。

その後、先生に、嫁さんが、私の結果が改善しないので、
体外受精に進む事を伝えた。
いつもならば、約一カ月後に、予約を取るのですが、
今回の結果があまりにもひどかったので、
先生からの勧めもあって、
10月1日(土)に再検査をする事にしました。

いつもなら、
精液検査の結果が悪いと、嫁さんから、こっぴどく怒られるのだが、
今日は、嫁さんから
「しょうがいないよね、体外受精しよ〜ね」
と言われた。

ポカーンとしている私を、ひっぱり、
産婦人科に移動し、しばし待機。

待っているときに、
嫁さんから、
「ヘロヘロは心臓小さいよね、
ノミより小さいんじゃない」と言われ、
いつもは、小さい人間と思っていた嫁さんが、大きく見えた。


診療室に呼ばれ、嫁さんと一緒に入る。
先生から、どうしました?と聞かれ、
嫁さんが、体外受精の話を切り出した。
体外受精をしたいので、同意書を書きに来ました」
先生:「じゃあ、まず、体のチェックしますね」

私:外に出される。
(嫁さんは、超音波での検査をした様であった)
体外受精をしたい→同意書
という安易な流れではなく、
過去の妻と私の不妊治療のカルテを医師が確認をし、
さらに、最新の嫁さんの体調を確認したうえで、行うとの事であった。

再び、診察室に、私も入り、先生から説明を受け、
同意書を記入。
(この時、私は、精液検査の結果がひどかった事にショックをうけていて、
何を言われたのかよく覚えていない。。。)

同意書も、昨日までは、嫁さんが痛い思いをするのは、嫌なので、
書かないといっていたのだが、

嫁さんの言われるがままに、署名している自分がいた。

はい、ここ名前と嫁さんに指をさされ、確か4枚ぐらいの書類に署名した。

その後、体外受精を進めるにあたって、今までの検査で確認をしてなかったものや、
最新の状況を確認する為、嫁さんは、以下の検査をしました。

HIV検査(血液検査)
・尿検査
・心電図検査
・レントゲン検査

全ての検査が終わり、お会計。

確か、私は、二千円弱

嫁さんは、四千円ぐらいだった様な気がします。


沈んでいる私を、慰める様に、嫁さんが、
ランチのおいしい店に連れて行ってくれて、
「ここの、ハンバーグおいしいの」とおいしいハンバーグを御馳走してくれた。

体外受精の事についても、嫁さんは
「スケジュールが今からだと、バッチリ!
10月から出来て良かった。11月はいろいろ用事があるし、
どうせ、体外受精は一回じゃうまくいかないんだろうし、
10月に失敗したら、次は2ヶ月開けなきゃいけないでしょ、
だから、その間に、やりたいことがあるので、・・・」
とかなり、ポジティブ。

精液検査の結果はがっかりで、かなり落ち込んでいたのだが、
嫁さんに優しくしてもらったり、
慰められた事が、今までほとんどなかったので、
今日は、いつになく、嫁さんに出会えて良かったという気持ちで一杯。
嫁さんに感謝。

こういう時、女性って強いな。
それにひきかえ、男って、弱いな。。。と実感。

にほんブログ村 マタニティーブログ 男性不妊へ
にほんブログ村