胚移植後の妻の体調不良(風邪)、発熱。その対応
体外受精(顕微授精)をするも、ダメで絶望的になっていたそんな時、
一人目を奇跡の自然妊娠で授かった。
今までのまとめ記事 - 男性不妊から自然妊娠、その後。。。 ヘロヘロの記録
胚移植から1週間程経ってから、
ある日、19時頃、妻が体調が悪いと言い出した。
体の節々が痛いと言うので、発熱しているのでは?と思い、体温を測ってもらうと、
38.5度。
咳もそれほど出ないし、
熱も39度まではいかないから、インフルエンザとかではないだろうし、風邪かな、そう思っていると、
義母(妻の親)が色々言い出した。
義母:「病院には電話したの?」
(ここで言う病院は、現在、不妊治療でお世話になっている総合病院のこと)
ヘロヘロ:「はぁ?」
義母:「大事な体なんだから・・・」
ヘロヘロ:「風邪引いたら電話するんですか?」
義母:「今は大切な時期なんだから!」
ヘロヘロ:「まぁ、それはそうですけれど・・・」
義母:「電話しないと!」
ヘロヘロ:「電話して解決するなら、電話しますが、解決しますかね?」
義母:「もう、いい、私が電話する!!!」
その時の義母の私に対しての目は、
冷たいヤツだな、こいつという目をしていたように思う。
その後、義母は、病院から軽くあしらわれたようで、
ただ、あたふたしていた。
妻には、横になってゆっくり休むように伝え、
氷枕を作って渡した。
その後、義母が半分つきっきりで、妻の看病をしていた。
(こういうとき、義母がいてくれるのはありがたい)
その後、妻から私宛に、LINEで連絡があった。
義母が交換した氷枕が、冷たくないとのこと。
ヘロヘロ:「さっき、お義母さん、枕交換してくれたばかりじゃ無いの?」
妻:「全然、冷たくないの!」
ヘロヘロ:「どれどれ」
「あ、本当だ、冷たくない」
妻:「ね!」
その後、妻の氷枕を交換しながら、妻と次の日も、もし、具合が悪かったらどうするかについて会話をし、
もし具合が良くならなかったら、
・妻は仕事を休む
・妻がお世話になっている町医者に行って、”妊娠している可能性がある”という事を伝えた上で、診てもらう。
ということとなった。
その日は、私は、
”ママ、早く具合良くなるといいね”と言って、息子を寝かしつけ、
息子と二人で寝た。
妻には悪いが、もし、この氷枕が冷えないという一件が無ければ、
大変だ大変だと騒ぐ、義母のリズムに乗ってしまい、妻は、気が気では無い状況だったかも知れない。
日が明けて、次の日も妻の熱は下がらず、
妻は、仕事を休んで、町医者で診てもらった。
副作用の少ない漢方を処方してもらい、
その後、妻の体調は良くなり、今は元気です。
教訓
・胚移植後、風邪の様な症状になったら、普段お世話になっている内科のお医者さんに
”妊娠している可能性がある”という事を伝え、診てもらうといい。お世話になっている不妊外来に電話しても解決はしない。
・大変だ、大変だと騒いでいても解決はしない。
どうしたら解決が出来るのか、どうした方がいいのかを、冷静になって、解決策を考える。
解決策が浮かばなければ、大変だ!と言うのでは無く、
「大丈夫!」と言った方が、まだ、落ち着ける。
こんな話がある。
ある学校の部活での山登りの最中に、具合が悪くなった青年がいた。
すると、
「すぐに、病院に行って、診てもらった方がいい」
と言うものがいた。
彼は、ずっと、ソワソワしながら
「急いで病院に行こう」
と言って、聞かない。
顧問の先生が、ソワソワする学生を個別に呼び出し、
「ここから、病院まで、何時間かかる?」
と聞くと、
「7,8時間はかかります」
との答えが返ってきた。
それに対して、先生は目をぎょろっとさせ、
「病院に行くまでの間、君は、そうやって、ずっとあおり続けるのか?」
「本当に、君の行動は親切だと思うか?」
「人を不安にさせる事が親切なのか?」
「具合が悪くなった彼の事を思えば、励ます事の方が親切では?」
「彼に、引き返すと伝えると、彼は申し訳無い気持ちで一杯になる。
彼には言っていないが、既に、今、最短ルートで病院に向かっている。
頼むから、君は黙っておいてくれ」
親切の”親”という時は、木の上に立って見ると書く。
妻の話は本当ですが、山登りの話と、親の話は、本当かは、分かりません。。。
あくまでも、参考として。。。