男性不妊から自然妊娠、その後。。。 ヘロヘロの記録

男性側が書いた不妊治療の記録。今は、自然妊娠で出産した二人の子どもがいます。一度、ブログを閉鎖したのですが、復活しました。

まとめ(男性不妊発覚から自然妊娠まで)

以前、振り返りという事で書いた内容とダブっている所があるが、
まとめを書いてみます。

そもそも、検査する前で自分は男性不妊だと思っていなかった。

嫁さん自体が、ナカヨシが好きでは無く、
ほとんど、ナカヨシさせてもらえなかった。

ナカヨシをさせてもらえるのは、
嫁さんが、眠れない時か、排卵日付近だけ。

嘘みたいな話だが、結婚前にナカヨシは嫁さんとしてないし、
結婚後も、数ヶ月たってからナカヨシをやっとしてもらえるようになった。

嫁さんの同級生や、職場の同僚が妊娠し、子どもが出来るにしたがい、
嫁さんも焦りだしたのか、今まで嫌がっていたナカヨシを、
排卵日付近は半強制的にやらされる様になる(汗)

嫁さんと排卵日付近にナカヨシをする様になって、
生理がなかなか来ない、乳がはるとの事で
嫁さんが産婦人科へ検査に行く。

結果は、

想像妊娠(汗)


はいはい、想像妊娠ね。
て、終われば良かったのだが、
様々な検査をした結果、クラミジアに感染していた事が分かる。


嫁さん曰く、「私は処女」との事で、
私に疑いの目が向けられ、
町の泌尿器科へ行き、検査。

結果「陽性」

クラミジアの薬(ジスロマック)を、嫁さんの家族が見ている前で飲まされる。

その後、浮気をしていると、嫁さんや嫁さんの家族から疑われ
散々な目に遭う。

そして、「子どもが出来ないのは、あんたのせいじゃない?」
とさらに、追い打ちをかけられ、総合病院の泌尿器科へ検査へ行かされる。

嫌々、行かされ、病院で検査。
「私が一緒に行くから大丈夫」と当初言っていた嫁さんも
診察後、
男性不妊が分かると、明らかにご機嫌斜め。

私も、私であたまにきたので、
「文句有るなら、俺と別れりゃいいだろ!」
と開き直り発言(汗)

病院で診察を受け、処方された薬(メチコバール、ホチュウエキトウ)を飲んだが、
私の場合、効き目は無かった。

嫁と義母に、「薬飲んだ?」と言われるのがつらかった。

何か、文句を言われる度、
「んぁ! 文句有るなら、俺と別れりゃいいだろ!」
と言っていた。
正確に数えてはいないが、恐らく50回ぐらいは言っていると思う。。。

その後、カウンセリングを受けることを泌尿器科の先生に勧められ、
総合病院ののカウンセリングを受ける。
カウンセラーさんに言われたこと
・麦茶を飲め
(その頃は暑かった)
・適度な運動をしたほうがいい
初マラソンにエントリーして走ると言ったら、それはやりすぎ、
 辞めた方がいいと言われた(汗)
・その他は、女性向けの話が多くあまり覚えていない。。。

精子無力症だと分かってから、
病院に行き、薬をもらったが、効果が現れなかった為、
いいと言われている事を、それなりに、試してみた。

・カフェインを控えた。
 それまで、会社で毎朝インスタントコーヒーを飲んでいたのをやめた。
 そして、インスタントの日本茶を飲むようにした。
 だが、、、日本茶にもカフェインが入っている事が分かり、
 今は、紅茶にしている。(結局、紅茶にもカフェインは入っていそうだが、量は減っていると思ってます(汗))

・マカを飲んでみた。
 サントリーのマカを飲んでみた。
 サントリーのマカには亜鉛も入っており、いいのかと思い高値だが、購入。
 だが、、、効き目は無かった(汗)
 精液検査でも、効果は現れず、購入した2ヶ月分が切れたことをもって、中断。

エビオス錠を飲んでみた。
 アサヒのエビオス錠を飲んでみた。
 おならがよく出る。そして、臭い。。。
 私は、胃腸が弱いのだが、飲み始めてからは、前より体調はいい。
 精子の方は、なんとなく量が増えた気がする。
 嫁さんが妊娠した時期と、エビオス錠を飲んでいた時期とは合致する。
 今も続けています。
 ただ、本当に、おならが臭いです。。。

・運動をするようになった。
 精子無力症だと分かる前は、運動はほとんどしていなかった。
 今は、週末に10〜20km程度走っています。
 昨年、初マラソンにチャレンジ、途中歩きはしたが、
 なんとか制限時間内にゴールすることが出来た。
 運動をすると、代謝が良くなる他、ストレスが減るような気がします。
 走っている間は、家のことも会社の事も忘れています。。。

・夜と朝、タマタマをマッサージ
 袋の部分をマッサージしてます。
 とはいっても、ぎゅーっと堅くなっているものを1分程度もむだけ。
 特に、朝は縮こまってるのでマッサージのしがいあります(汗)

・意図的に、射精する。
 世間で言われる、自慰を一人、一週間に一回はしてます。
 何もしないよりはいいらしい。。。


今となっては、何が良かったのか分からない。

自然妊娠は難しいと言われても、嫁さんとナカヨシを続けた事が良かったのかも知れない。


男性不妊と言われ、毎日、家の中では肩身の狭い思いをしていたが、
自然妊娠で授かる事が出来、今では、少しは気が楽になった。

本音としては、子どもを授かるという事が出来たという喜びよりも、
自然妊娠で授かる事が出来、嫁さんへの負担を減らせた事がうれしい。
そして、自分が嫁さんに迷惑をかけなくてよかったと思っている。。。


男は意外に、デリケートです。
私の場合、ズケズケ、ズバズバ物事を言う嫁さんだった為、
私はかなり傷つきました。
でも、今は、それでも良かったかなと思います。

一度、体外受精する嫁さんの付き添いをしたが、
術後の嫁さんはかなり苦しそうだった。

麻酔が覚めるまでも、うわごとをいい、見ているのが辛かった。
うわごとの内容は、
「おたね、いいのでた?」は、シチュエーションとして理解できるが、
他は、「私、いい車に乗りたい」等の支離滅裂な内容であった。


『子どもが欲しい』そう言う人はいるが、
実際に、不妊治療を受ける人は強い人だと思う。
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