男性不妊から自然妊娠、その後。。。 ヘロヘロの記録

男性側が書いた不妊治療の記録。今は、自然妊娠で出産した二人の子どもがいます。一度、ブログを閉鎖したのですが、復活しました。

妻が、退院してから、考えていた事

 体外受精(顕微授精)をするも、ダメで絶望的になっていたそんな時、

一人目を奇跡の自然妊娠で授かった。

 

これで一安心と思いきや、
その後、妻が二人目欲しいと言いだし、
現在、妊活中。。。

 

前回、卵子取り出し後、麻酔から妻が目覚めた後の事を書いた。

卵子取り出し後、麻酔から妻が目覚めて - 男性不妊から自然妊娠、その後。。。 ヘロヘロの記録


今回は、その翌日のことを書きます。

妻に、何時に退院になるのか聞いても
“病院が決める事なので分からない!!!”
と怒られ、
退院予定時刻が分からず、ソワソワしていた。

妻から、退院出来るとメールが入ったのは10時頃。
すぐに、車で迎えに行く。

病院に行き、妻と合流。

妻の荷物を持って、車に乗り込む。

車中、妻との会話は、
妻からの
・息子は元気か?
・頭が痛い
・体が痛い
・体調が良くなったら、美味しいものを食べたい
・高額な欲しいものを買いたい
 等々に対して、そうだねと、ただ答えるだけの自分がいた。


この時、私は、
自分自身の無力感と、
なんで、そこまでして、妻が子どもを作ろうとするのかという事
に対しての疑問について考えていた。


帰宅し、息子とハグする妻を見て、
明らかに私と一緒にいるよりも楽しそう。

妻は、自分の分身が欲しいのでは?
そう思った。


妻が次に病院に行くのは、2日後の予定。
受精卵が育っていれば、そのまま妻の体に受精卵を戻す。

ダメダったら、中止。

そんなこんなで、妻は、帰宅後も落ち着かない様子。


それに引き替え、私は、落ち着いているというか、
なんというか、どうでもいいと言ったら、怒られるかも知れないが、
考えても悩んでも変わらないことには、無関心な自分がいた。

ただまあ、結婚して5年も経つと、
自分の思っている事をそのまま言わない自分がいた。

そわそわしている妻に対して、


「そうだよね、落ち着かないよね」


と、思いもしないことを平気で言う自分がいた。

私が思っていたのは、
自分がどうしたら、責められないかということを考えていた。


妻が病院に行くときに付き添った方がいいのか、
もし、ダメダったら、なんて声をかけたらいいのか、
等々を考えていた。

なんて、小さな人間なんだ、俺。

 

 

心の中で、ゴメンと妻に謝っている自分がいた。

にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログ 男性不妊へ

 

 

にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログ 不妊治療体験記へ