男性不妊から自然妊娠、その後。。。 ヘロヘロの記録

男性側が書いた不妊治療の記録。今は、自然妊娠で出産した二人の子どもがいます。一度、ブログを閉鎖したのですが、復活しました。

同意書を書いてきました

体外受精(顕微授精)をするも、ダメで絶望的になっていたそんな時、

一人目を奇跡の自然妊娠で授かった。

これで一安心と思いきや、
その後、妻が二人目欲しいと言いだし、
現在、妊活中。。。

せっかちな妻の事、
”あなたの精子は薄いから、体外受精申し込んでおくね”
と言い放ち、体外受精の予約を妻がしてきた。

その後、私についても、泌尿器科を定期的に受診させられる様になった。

私たち夫婦のお世話になっている病院では、
体外受精を予約から実施するまでの待ち時間は、約一年。

これだけ、不妊に困っている人がいるんだな、
病院も混んでいるんだなという思いと、
自分自身については、
一年もあれば、どうにかなるだろう、そう思っていた。

しかし、この一年、奇跡は起こらなかった。

妻から、排卵日付近になると、ナカヨシを二日に一度ずつ求められていたのですが、
ダメでした。

妻に、”病院に行くよ!”と促され、
先日、病院で、体外受精の同意書を書いてきました。


書いた紙の枚数は、妻が5枚、私は4枚。

いつもは、契約書とか、よく目を通してからサインをするタイプなのですが、
今回は、妻に、”なにぼけ~っとしてるの、早く書きなさい!”と言われ、
頭が真っ白なうちに書いたので、内容は良く覚えていない。。。


過去に一度、体外受精をした事はあるのだが、
なんとも言えない、自分の無力さを感じてしまう。


先生から、妻に
次の月経は、○日ぐらいだと思うので、その3日後に病院に来るようにと指示が出た。

妻は、仕事が忙しくて。。。
と答えると、先生のスイッチが入ったようで、


先生:何言ってるんですか?!
 一年待ちの予約を経てるのに、仕事とどっちが大切なのですか?
 もし、なんだったら、職場用に診断書書きましょうか?

 

妻:男性が多い職場なので。。。
 診断書があっても理解してもらえるかどうか。。。

 

先生:不妊治療というと、本人の問題と思って周りの人に理解してもらえないのかも知れませんが、大切なんです。
 まず、向き合って下さい。
 職場の説得が出来なくて、子どもが出来ると思ってるのですか?

 

妻:。。。

 

先生:周囲にどういう手段をとっても、理解してもらってから、行うのが私の主義です。 

 逃げないで下さい!


その後、先生の指示するスケジュールに予約を入れ、
点鼻薬等の薬が処方された。


私にとっては、妻も恐いけれど、それ以上に、先生が強烈だった。
(先生の外見は、非常に穏やかな方なのですが。。。)


そんなこんなで、年明けに、体外受精をする事になりました。


約2ヶ月毎に、泌尿器科にお世話になり、
行く度に、精液検査をしているのですが、結果はよろしくありません。。。

泌尿器科の先生からは、
次の予約は2月にしておきますが、
体外受精うまくいくといいですねと言われた。


自分自身、一年を振り返り、
この一年、何だったんだろう。。。と呆然としている。

世間的に見れば、2歳の息子がいて、楽しい日々を送っているのかも知れないが、
男性不妊の烙印を消し去ることが出来ず、年明けに体外受精を予定している身としては、なんともすっきりしない。

贅沢な悩みと言えば、そうなのかも知れないが、
こればかりは、どうしようもない。

出来る事、出来ない事を改めて考え直してから、新年を待つことにします。。。

 

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