男性不妊から自然妊娠、その後。。。 ヘロヘロの記録

男性側が書いた不妊治療の記録。今は、自然妊娠で出産した二人の子どもがいます。一度、ブログを閉鎖したのですが、復活しました。

こどもが産まれて良かったこと

又、ブログの更新期間が空いてしまいました。
理由1.体調不良
   (風邪が長引いていて、書くなら寝たいという心境でした)
理由2.何を書くか、悩んでいた?!
   書く事が、頭に浮かんでいれば、すらすらと書けるのかも知れませんが、ここ最近、思考停止状態でした。

さて、言い訳はここまでにして、
先日、ふじこさんより、いただいた
不妊治療をして子どもができて、幸せですか?”
”子どもがいないよりいた方が幸せを感じますか?”
というコメントについて、
グサリときたので、今回は、その事について、書きます。


1.不妊治療をして、こどもが出来て、幸せか

 私の場合、最終的には、自然妊娠でこどもを授かる事が出来たのですが、
不妊治療を経験しています。
不妊治療を経験して、良かった事は、
こどもは天からの授かりものだという事を実感できたという事。
不妊治療をする事になるまでは、こどもは、自分の意志があれば、簡単に出来るものだと思っていました。
今は、そんな事は無いと認識しています。
又、こどもがいない人、なかなか出来ないという人に対して、
自分が男性不妊だと分かる前までは、「おこさん、いないんですか?」「はやくつくればいいのに」とか、ズケズケと無責任な事を言ってしまっていたのですが、
今は、そういう事はしなくなりました。
今、思うと、昔の自分にゲンコツをくれてやりたい気分です。

2.子どもがいないよりいた方が幸せを感じるか

対外的には、
・「お子さんは?」
 と聞かれた際、「なかなかね。。。」、「まだ。。。」といった答えではなく、
 ○歳の男の子が一人と言える。

・「そろそろ、こどもが欲しいな」と親戚に言われなくなる。

こども自体、尊いものですが、
男性不妊だと分かって、プレッシャーを受けていたものとしては、
例えは適切かどうかは、分かりませんが、
私自身、30歳を過ぎてから結婚したので、
独身の時に、
親戚や、周囲の人から「結婚は?」と聞かれるのに、
うんざりしていました。
結婚をすると、「結婚は?」と聞かれなくなった事に対して清々した気分でいられた記憶があります。
こどもがいない時、「こどもは?」と聞かれるのに、
うんざりしていたのですが、
今は、こどもは?と聞かれても、嫌な気持ちにはなりません。


それと、子は鎹(かすがい)と言う様に、
こどものおかげで、夫婦間をつなぎとめられてるなと実感することがあります。
鎹 意味:二本の材木をつなぎとめるための両端の曲がった大釘。○2  二つのものをつなぎとめる役をするもの。「子は―」○3  戸締まりに用いる金具。かけがね。「―もとざしもあらばこそ /催馬楽」(大辞泉より引用)

私と妻は、趣味が一緒な訳でも、
お互いを尊敬し合っている訳でもなく、
夫婦仲はあんまり良い方ではありませんでした。

くだらない事で、大声で夫婦げんかをする事もしばしば。
今は、こどもがいるので、その体面上、大声を出してケンカをする事がなくなりました。

それと、育児をしてくなかで、
自分が、どうやって、育てられてきたのかを、否が応でも振り返らされます。
その中で、自分の親に対してのありがたみを、実感させられ、今、自分がこうしていられることが幸せなんだなと、気づかされます。

赤ん坊は、夜泣きもするし、昼夜関係なく、おしっこや、うんちをします。その度に、オムツを替えるのですが、これが、大変。睡眠時間をまとまって取る事も出来ず、日中は眠い、夜は眠れないといった期間が続きます。
その他、授乳、離乳食等々についても自分の思うようにはいきません。
その度に、俺って、どうやって育てられてきたんだ?親ってすごいな!と思います。

長くなりましたが、幸せの基準は、人それぞれですが、
今の自分が存在しているという事のありがたさを実感でき、それが、幸せだなと感じています。

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