STEP7:病院選び(かけもち?!)
更新間隔が空いてしまいました(汗)
今回は、病院のかけもちについて書きます。
私たち夫婦は、不妊外来のある総合病院に通っていたのだが、
妻が、本当にここでいいのか?と思うようになり、不妊治療専門の病院にするか悩みだした。
私はというと、不妊の原因は、私なのだが、のんきなもので、
まあ、どこでもいいのでは?と思っていた。
妻が悩んだきっかけは、
通っている総合病院の先生の言葉に自信が感じられないということらしい。
語尾に、
「・・・と思います」
の様に、どこかしら逃げの姿勢が感じられるとの事。
悩んでいるだけでは、しょうが無いので、試しに?!専門病院に行ってみることにした。
専門病院にいざ行ってみると、なぜか、雰囲気が暗い。
周囲の男女比は、女性20人に対して男性2人といった感じ。
夫婦で来ていたのは、妻と私だけの様子。
もう一人の男性は、奥さんに精液検査をする様に言われ、嫌々来た様であった。
(男性トイレで、たまたま一緒になったのだが、その際、奥さん?!との電話が聞こえてしまった)
電話の相手:どう?出せた?
男性:あぁ、
電話の相手:(私には聞き取れなかった)
男性:うるせ〜な、分かってるよ
男性:ん、ぁ?!切るぞ!
雰囲気が暗いと感じたのは、この病院自体が暗いというよりも、廻りが静かなのだ。
私が通っていた総合病院だと、耳鼻科やら、小児科やら、外科等が同じフロアにあって、呼び出しの音であったり、ガヤガヤしているのだが、ここは静か。
来ている人の目的は、全員不妊治療。
会話も無く静か。
会話しているは、妻と私の二人のみ。
かなり浮いている。。。
問診票を記入し、しばらく待った後、問診を受けたのだが、
ここでは先生が、総合病院とは違って自信満々!
妻:「今、別な病院に通っているのですが、なかなかうまくいかなくて。。。」
先生:「大丈夫です、うちは結果を出します!」
妻:「成功率ってどこくらいなのですか?」
先生:「体外受精で60%です」
妻:(目を輝かせてる!)
私:「なぜ、成功率がそんなに高いのですか?」
先生:「卵子を取り出し、受精させた後、母体に戻し、もし、うまくいかなかった場合は、再チャレンジをし、結果が出るまで、繰り返しやります」
(ちょっと記憶があいまいだが、こんなことを言っていたと思う。その他、胚についてもいろいろ言われたが、忘れた(汗))
先生:「うちは、結果を出します!」
この時のお会計は、
問診と、採血(私が梅毒にかかっているかの検査)で、
確か12,000円程度だったと思う。
病院を出てから
妻と相談をし、結果として、私たち夫婦は、
今まで通っていた総合病院にすることにした。
理由:
・費用
総合病院のほうが安かった。
専門病院の方が、準備費用が別にとられるようで、確か10〜20万円ぐらい違った。
・注射
専門病院は、病院の開いている昼間のみとのこと。
自分で打つことも可能との事であったが、自分では打ちたくないとのことで、
夜間も打ってもらえる総合病院にした。
それと、決め手とはなっていないが、私の中では、確率がひっかかった。
総合病院の方は、成功率20%なので、
これだけの情報だと、この専門病院の方が良いように感じるが、
よくよく考えてみると、
総合病院の成功率は、1回あたりの確立で、
この専門病院の成功率は、何度も繰り返した後、60%になるという事なので、
成功率の計算方法が違う。
今思う事:
本格的にお世話になる病院を探すという意味で、他の病院に行くという事はオススメしますが、
病院をかけもちすることはおすすめしません。
費用もかかるし、それに、体は一つなので、時間も体にかかる負担も増えます。
私たち夫婦は、今回、今、通っている病院と別な病院に行くことで、今の病院の良さを感じる事が出来ました。頼りないと思っていたのですが、絶対は無いという事を頼りなく伝えているだけでやることはやってくれているという事が分かる様になりました。
当時の私の気持ちは、
2011年に専門病院に行った時の事を書いたページ↓を参照願います。
http://d.hatena.ne.jp/herohero-muryoku/20110903#1315058698