男性不妊から自然妊娠、その後。。。 ヘロヘロの記録

男性側が書いた不妊治療の記録。今は、自然妊娠で出産した二人の子どもがいます。一度、ブログを閉鎖したのですが、復活しました。

STEP4:精液検査当日

妻が予約をした、総合病院の泌尿器科へ行くことになった。
(前回、クラミジアでお世話になったのは、会社の近くの泌尿器科専門のお医者さん)

当日の私の気分は、しょうがね〜な。。。
そう思っていた。
その時は、自分が精子無力症だなんてこれっぽっちも思っておらず、貴重な休日の時間が取られることが面倒であった。

泌尿器科へ行き、呼ばれるのを待つ。
名前を呼ばれ、いざ、診察室へ
先生に、「今回は、精子の検査ですね」と表情を変えずに言われ、
壁に貼られているイラストの様に、パンツを脱いで仰向けになるように指示をされた。

言われるがまま、パンツを脱ぎ、ベットに仰向けになる。

先生は、ゴム手袋をはめたかと思うと、おもむろに私の睾丸をつかみはじめた。

イタ〜イ!!!

もっとやさしく触ってくれよなんて事を言えるわけはなく、
イタイと言って、飛び跳ねる事しか出来なかった。

やっと、パンツとズボンをはくことを許され、イスに座ると、
先生の説明が始まった。

私の睾丸を触った目的は、二つ。
・睾丸の大きさの確認
 →異常なし。大きくも無く、小さくも無くとの事。

・睾丸の周りの血流
 →異常は認められないとの事。血管が閉塞しているとかそういう事は触った感じではないとの事。
(痛かったのは、この血流の確認だったようだ。血管をつねられていたような感触があった。)

その後、今日に血液検査と精液検査をするかと聞かれ、
妻に確認をしますと言って、診察室にカバンを置いたまま、
待合室にいた妻を診察室に呼んできた。

すると、妻が、
「どうして、赤ちゃんができないんですか?」
と素朴な疑問を先生に投げかける。

先生は、ん〜。。。と答えずらそうに、私の顔を見る。
(血液検査と精液検査を今日やるのかどうかの判断の為に、妻を呼んだんだろ、お前!という視線)

妻に、血液検査と精液検査を今日、やるのか聞いたところ、
「やります」との事。
(あのね。。。血を抜かれるのも、精液を出すのも俺なんだけれど。。。
妻を呼んだのは、時間がかかってもいいのかを確認する為だけだったのだが、妻の判断は即決だった)

先生もぽかーんとした感じ。

(通常は、精液検査は、精液を入れる容器を受け取り、次回に精子を入れて持ってくる事として、血液検査だけを当日する事がおおいらしい。)


検体と書かれた、写真のフィルムケースの様な形をしたものへ精子を入れる様に言われる。

一度、診察室を出て、
どこで、精子をだすか?を聞くことを忘れた。

看護師さんに聞くと、ご自宅か、トイレでと言われる。
当日なので、トイレしか無い。。。

大便の部屋にこもって射精。

いくら、想像力は豊かとはいえ、これはかなりツライ。
外来患者が来ている病院のトイレで射精だなんて、トイレの薄い壁からは、周囲の音が聞こえる。小便器へ痰を吐くオヤジや、洗面所でガラガラ〜とうがいをしているオッサンの声。


今回の教訓:一度病院へ行ったからと言っても全部が分かるという事は無い。
一度目は、せいぜい、睾丸廻りの検査程度。
欲張って全部やろうとすると相当な時間(私の場合 TOTAL 5時間程度)がかかります。

次回は、精液検査と血液検査の結果について書こうと思います。

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